漆とは・金継ぎとは
漆 (うるし) とは
ウルシの木から採取した樹液のことです
漆は天然の塗料・接着剤として古くから使用されてきました。
この漆を使用した工芸のことを、漆工芸(うるしこうげい)や漆芸(しつげい)といい、漆を塗った物を漆器(しっき)といいます。
金継ぎ(きんつぎ)とは
漆を使用して、陶磁器の割れや欠け、ヒビなどを修復する技法です。
漆で修復した継ぎ目を金粉で装飾した物を「金継ぎ」と言いますが、
銀粉で仕上げる「銀継ぎ」、錫粉で仕上げる「錫継ぎ」、漆で仕上げる「漆継ぎ」もあります。
仕上げ方によって、修復の価格は変化します。